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アライナーとエラスティックを併用し治療を進めた。アライナー矯正の場合に抜歯ケースで見られる、臼歯の傾斜やそれに伴う臼歯のオープンバイトは軽度に起こったが、追加アライナーでリカバリーが出来た。
経過観察をし、必要なタイミングで追加アライナーを作製することの重要性が分かる。
患者のコンプライアンスが良く、20時間以上しっかりと装置を使い、エラステックも使用してくれた。口元の変化が起こり、患者の満足度も高い結果となった。
上下ともに狭窄歯列弓である。また大臼歯の噛み合わせは特に問題がない。このため歯を並べるスペースを確保するために、大臼歯の噛み合わせを崩さず並べる方針とした。小臼歯を抜歯しスペースを確保する治療を計画し、インビザラインでの治療を開始した。
親知らずを噛み合わせに参加させる計画であったが、親知らずをきれいに印象をとるのが難しいためコントロールを行うのが難しかった。
右側の臼歯を垂直的にコントロールするためにボタンとエラスティックを利用した。
患者はコンプライアンスが良く、装置もエラスティックも指示通りに使用してくれた。
叢生と開咬(オープンバイト)の改善を行った。叢生量が大きく非抜歯での改善は難しいので、小臼歯を抜歯しアライナーとエラスティックを併用し治療を進めた。
前歯の重なりをほどいていくとブラックトライアングルが現れる。上顎下顎前歯ともに、重なりが大きかったためブラックトライアングルが出てきた。IPRを加えて、歯を寄せることで多少の改善は見られた。
途中で臼歯のオープンバイトは見られず、臼歯のバイトは安定していた。
重度の叢生であり、どの歯を抜歯するのが妥当性が高いのか、クリンチェックを何通りも作成し検討した。上顎は審美的に側切歯の抜歯は却下し、小臼歯の二本抜歯を計画した。
下顎も小臼歯の抜歯を検討したが、下顎前歯を1本だけ抜くスリーインサイザーで仕上げる計画と比較し、より咬合支持域が残せる下顎前歯一本抜歯の計画を選択した。下顎前歯の歯肉退縮が懸念されていたので、下顎前歯にはルートリンガルトルクを強く掛けて、傾斜移動を中心に改善した。
臼歯はバイトしているが、上顎の臼歯が若干口蓋側に傾斜しているので、微調整をしている。
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