© 2022 Igumi Dental Clinic. all rights reserved.
このような症状がある場合、虫歯を疑ってみましょう。我慢して放置せずに、歯科医院へ行かれることをお勧めします。
虫歯は進行していく病気です。
違和感や痛みがあるのを放置していると、やがて痛みは激痛に変わり、結果的に神経を取らなければならなくなってしまったり、最悪の場合抜歯をしなければいけません。
虫歯は細菌によって引き起こされます。ここでは細菌のことをわかりやすく「虫歯菌」とします。
虫歯菌は、砂糖(糖分)を栄養にしながら歯に付着します。付着した細菌はネバネバしており、その中で細菌が更に増殖していきます。これをプラークと呼びます。
このプラークの中にミュータンス菌が存在していて、そのミュータンス菌が砂糖(糖分)を栄養分として酸を作り出し、歯を溶かしていきます。これが虫歯の原因です。
すなわち、虫歯にならないためには、細菌の量(プラークの量)を減らすことが重要で、減らすためにはご自身での歯磨きと歯科医院でのクリーニングを行わなければなりません。これをプラークコントロールと言います。
虫歯の治療は、早ければ早いほど、削らずに済みます。
この段階を見て、ご自身が虫歯かどうかを確認してみましょう。
また、その段階ごとの治療法もご説明します。
この時は痛いなどの症状はありません。歯の色が白濁してきますが、虫歯だと気付きにくいため、放置してしまう傾向にあります。
この段階では歯のクリーニング、セルフケア、定期検診で進行を抑えることができます
虫歯が進行して、歯の表面(エナメル質)にごく浅い、小さな穴が空きます。このときにも自覚症状はあまりありません。
穴の程度によります。C0と同じく定期検診による経過観察の場合もありますし、虫歯部分を削り、詰め物をすることがあります。
詰め物にはコンポジットレジン(プラスチック)をもり詰めますので、審美的にも問題ありません。
C2になると、冷たいものがしみたり、甘いものを食べると痛みを感じるようになります。この状態で治療ができれば、神経を残すことができます。
象牙質まで進行しているので、麻酔をする必要があります。マイクロスコープを使用し、虫歯の取り残しがないように、しっかりと治療を行います。その後詰め物をします。詰め物のことをインレーと言います。インレーには金属のものとセラミックのものがあります。
この段階まで来ると、激痛があり、神経の治療が必要になります。神経が残せる場合と残せない場合で治療方法が変わってきます。
歯の根まで虫歯が到達しており、歯が残せるかどうかが非常に難しい状態です。歯冠修復が出来ない場合は、抜歯となってしまいます。
進行が浅く、まだ残せる可能性があれば、根管治療を行います。
抜歯が必要な場合は、抜歯を行った後の欠損部に失った歯を補う治療をします。欠損歯の治療は、ブリッジ・インプラント・部分義歯があります。
ご自身で不安になったら、まずは歯科医院に行き検査をしてみましょう。
我慢して、虫歯を放置し続ければ、歯を失ってしまう可能性が高くなるばかりか、治療費用も高価なります。
早め早めに気づいて治療する。治療したら再発しないように定期健診をする。これが一番、身体にもお財布にも優しいのです。
INFORMATION
診療のご予約・矯正のご相談は以下より
ご連絡ください。
皆様のご連絡をお待ちしております。
〒164-0001
東京都中野区中野5-67-5 SKGT長谷部6階
ACCESS
最寄り駅 JR中野駅 北口より徒歩3分